002【別冊】横浜連合婦人会館史 100年のバトンを受けとる

「横浜連合婦人会館史」100年のバトンを受け取る(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)


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員変更の通知あり。すなわち新任評議員並びに理事市社会教育課長横江勝美氏となりたり。なお大日本連合婦人会より横浜市連合婦人会における功労者調査報告方依頼あり、本会より野村美智、山下せう、岡野マサ、時田タツ、丹波美佐尾五氏を推薦せり。同十一月十四日開港記念横浜会館に理事評議員会を開き寄付行為の変更その他を協議し、同十五日付をもって文部大臣に対し本会寄付行為変更の申請をなしたりしが、十二月六日付認可せられたり。横浜市連合婦人会の解散昭和十七年二月六日開港記念横浜会館において理事評議員会を開催。本会の解散、財産の処分、感謝状贈呈等につき、それぞれ協議を行いたるが同七日付をもって文部大臣に対し本会の解散並びに残余財産処分に関し申請したるに対し同二十八日付をもって許可せられたり。よって二月二十八日市会へ財団法人横浜市連合婦人会館並びに敷地、備品、現金を横浜市に寄付することを提案しその承認を得たり。ここにおいて半井会長は三月六日付をもって加盟各団代表者並びに評議員、賛助会員に対し解散通知をなし、また横浜区裁判所に対し解散手続をなし、同十七日これを終了せり。以上により本会解散せると同時に元本会理事横江勝美氏を清算人に選任登記をなし、三月十九日付をもって文部大臣に本会解散に伴う登記報告をなし、また清算人横江勝美氏より横浜市に対する寄付物件登記申請方を横浜区裁判所に手続した。また本会建物は未登記なるため家屋寄付申告を中区長宛提出し同時に寄付証明願を完了せり。なお本会より横浜市へ寄付すべき物件引継のため四月十五日市民部生活課彦由亀一氏へ手続横浜連合婦人会館史100年のバトンを受けとる108


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