002【別冊】横浜連合婦人会館史 100年のバトンを受けとる

「横浜連合婦人会館史」100年のバトンを受け取る(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)


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歳出合計一、七七一円九八【別途積立】昭和十五年度積立金一、七九五円〇七二〇四円九三追加積立金一、〇〇〇円〇〇(昭和十七年度へ繰越金)合計昭和十六年度に入りて主なる事項を摘記すれば、六月事務員秋月静子退職、青木前会長に対し記念品を贈呈す。七月二十七日芝公園女子会館において開会の大日本連合婦人会代議員会に本会より濃沼政夫氏出席、同十三日故上郎やす氏新盆につき須藤あさ、山下せう、中山静代外数名墓参す。八月二日開港記念横浜会館において評議員会を開き、役員の改選、昭和十五年度事業報告、同歳入歳出決算、同十六年度歳入歳出予算、婦人会統合問題その他につき協議し、同十二日市連合婦人会館において理事会を開き、会長に半井市長夫人久子氏の推薦、理事長に市教育部長伊藤爽哉氏を選挙し、理事長に市社会教育課長濃沼政夫氏を選挙、理事に渡辺寿子、山下せう、伊藤爽哉、濃沼政夫、佐藤陳一、野村美智諸氏を選任し、千葉理事外一名は任期満了により退任せり。以上新任の挨拶状は八月十三日付をもって発送したり。同月二十三日付をもって文部大臣に対し財団法人事務報告をさせるが、その内容は理事の変更、十五年度事業事務報告、十六年度予算その他の件なり。同十九日付をもって大日本連合婦人会より新婦人団体の名称を「大日本婦人会」と決定せる旨通知あり。同十九日開港記念横浜会館において理事評議員会を開き、役員選挙、会館寄付、金属回収運動、婦人会統合問題の経過等につき協議を行えり。また、財団法人日本女子会館評議107横浜市連合婦人会館史〔別冊〕


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