002【別冊】横浜連合婦人会館史 100年のバトンを受けとる

「横浜連合婦人会館史」100年のバトンを受け取る(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)


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浜市中区宮﨑町一ノ二所在の本会館に対する家屋税免除の申請をなし、同十三年には九月横浜裁判所において土地所有権取得の登記申請をなしたりしが、渡辺多満子氏名義の同会館も名義人変更手続をなしたり。その宅地二七九坪三七に対する地価一万三千円と見積り、千分の二三に対する印税二九九円となれり。同月不動産収得税並びに地租付加税の免除願をなす。十月二十九日前理事長渡辺多満子氏逝去につき会長青木於兎猪氏より告別式に当り弔辞を贈れり。なお渡辺多満子氏逝去による理事変更登記は理事上郎やす氏願出人代理人和田正雄氏により十一月手続きを了せり。横浜市連合婦人会と改称十四年五月二十日、株式会社第一銀行横浜支店に対して、代表者変更届出をなせるが、同名義は財団法人横浜連合婦人会理事長和田正雄、理事千葉清治、同野村美智、三氏なり。七月十日寄付行為変更につき、かねて文部大臣に申請中のところ許可ありたるにより横浜区裁判所に対し登記申請をさせるが、その要点は名称財団法人横浜連合婦人会を横浜市連合婦人会と変更・事務所横浜市中区宮﨑町二番地を横浜市中区港町一丁目一番地横浜市役所内に移転したるものなり。十月二十六日には財団法人寄付行為変更登記抄本を文部大臣に送付報告をなし、十一月九日中区元浜町一丁目渡辺家より元本会理事長渡辺多満氏一周忌に際し志として、本会に金二百円を贈られたるため、濃沼理事、笹川書記往訪謝辞を述ぶ。十二月一日インターナショナルウーメンスクラブ員の招待会をホテルニューグランドに行い、出席者外人側七十三名、邦人側六十五名、計百三十五名飯沼知事夫人、103横浜市連合婦人会館史〔別冊〕


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