002【別冊】横浜連合婦人会館史 100年のバトンを受けとる

「横浜連合婦人会館史」100年のバトンを受け取る(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)


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おいては教育課長・水島藤吉、同社会教育主事小山清亮両氏をして専らその衝に当たらしめ、幹事として市内各国民学校首席女教員中の約六十五名並びに横浜連合婦人会員中の約三十名を選任委嘱し、同時に普通賛助員を募集したるが、その結果は九百二十名の入会者を算するに至れり。同六年五月十六日に同会島津理事長並びに關屋文部省社会局長来浜し、横浜連合婦人会館において、横浜地方幹事会を開催し、水島市教育課長幹事長に、小山同主事副幹事にそれぞれ就任し、同幹事部事務を市教育課において処理することとなれり。越えて六月十九日同会より特別賛助員推薦の依頼ありたるに対し、渡辺多満子、上郎やす子、原寿枝子、野村美智子、中村あい子、赤尾さく子、澁澤貞子、平沼婦美子、上甲つた子、三宅千代子、渡辺寿子の諸氏を推挙し、各氏は年額百円を醵出し同会に寄付することとなりしも二か年にして中絶したり。大日本連合婦人会々則財団法人大日本連合婦人会寄付行為第一章名称及び事務所本会は財団法人大日本連合婦人会第一条と称す。第二条ヶ岡四番地に置く。本会は事務所を東京市麹町区裏霞第二章目的及び事業本会は全国婦人団体相互の連絡提第三条携を図りその進歩発達を促し、特に家庭教育の振興並びに家庭生活の改善を期するをもって目的とす。第四条の事業を行う。本会は前条の目的を達するため左一、家庭教育振興に関する施設97横浜市連合婦人会館史〔別冊〕


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