「フォーラム通信」2018年春号

「横浜から男女共同参画社会の実現を考える」。公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会が発行する広報誌です。2018年春号の特集は、「世の中は“息苦しく”なっている?」


>> P.7

特集世の中は息苦しくなっている? TV・CMの炎上をめぐって “ファット・ポジティブ・フェミニズムの考え方では、だれも体の大きさや形によって非難されることがあってはならない。女性は、太っていても幸せになれるんだ。道端の猫が人間にどう思われるかなんて気にもしないのと同じように、女性は、自分がどういう見た目でいたいかについて、男性からの承認なんて必要としない。TWITTERやFACEBOOK、INSTAGRAMにはとても多くのファット・ポジティブ・フェミニストがいて、バーや近所の公園にいる女性たちと何ら変わらないことに驚く人もいるだろう。自分の女性嫌悪(ミソジニー)を責められ(BEGRILLED)たくなかったら、彼女たちをきちんと尊重しなければならない。”♯炎上の先に 何があるか︱ 改めてうかがいます。TVやCMが炎上し、差別的な表現が見直されていく先に、どんな社会を望みますか。FATCATSBAR&GRILL〒374-0024 群馬県館林市本町4-1-8館林駅徒歩9分人のなかに友人がいたこと。私がどう思うか、一瞬でも想像しなかったのかなと。私たちのミクロな人間関係と、学校、地域、政治、TV・CMの世界はすべてつながっているのに。︱ そういえば、マサキさん自身の性的なアイデンティティは? 取材とかを受けると、なぜか〝マサキくん(ゲイ)〟と勝手に書かれることが多いんですよね(笑)。厳密には違うんですけど。それってそもそも書かなきゃいけないことかなと不思議に思います。一対一の関係性であれば、私にとってその相手が恋愛対象になるのかどうかが分かればいいことですし。FATCATSBAR&GRILLメニューより(和訳) 差別のない社会です。仮に〝ホモ〟と暴言を吐いても、差別そのものがなければ、それは差別構造をよりどころとしないですよね。また、その暴言が維持・強化する差別構造もない。その言葉が、単なる個人の暴言や冗談にしかならない社会。そういう社会を望みます。交流スペース「FRIENDSHIPよこはま」同性を好きになったり。自分の心の性と、からだの性が一致しないと感じたり。セクシュアリティーは、みなそれぞれ。フォーラム(戸塚)&アートフォーラムあざみ野で毎月開催!事前予約不要入退室自由性的マイノリティーの方が気軽に訪れ、自分らしく過ごすことができる交流スペースです。性的マイノリティーに理解のあるスタッフも常駐しています。普段なかなか話せない、性的マイノリティーとしての思いをだれかと話してみたい。性的マイノリティーに関する情報の探し方、安心なサイトの見つけ方などのアドバイスがほしい。周囲の目を気にせずに、性的マイノリティー関連の本を読みたい。*性的マイノリティーなのかまだよくわからない、迷っているという方のご利用も歓迎しています。こんな方をお待ちしていますFRIENDSHIPよこはま検索詳細は無料7 フォーラム通信2018春号


<< | < | > | >>