「フォーラム通信」2017年夏号

「横浜から男女共同参画社会の実現を考える」。公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会が発行する広報誌です。2017年夏号の特集は、「イライラ・ムカムカ・モヤモヤ。女の怒りはどこから?」


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自分で状況を変えられる自分で状況を変えられないACBD例.子どもがおもちゃを片付けなくて  イライラ!→おもちゃの数を減らして子どもが管理しやすくする(不要なおもちゃを処分する、納戸にしまうなど)例.友人のメールの返事が遅くてイライラ!→友人の行動は変えられない。自分にとって重要でもないので、気にしないAと同様、どの程度変わったらいいかを考え、行動を決めましょう。ただし、行動するときはA(重要な問題)から取り組み、Bは余裕があるときに対処します。放っておきましょう。そのうち気にならなくなります。自分にとって重要でないことにエネルギーを使うのはもったいないです。重要重要ではない重要ではない重要Ⓒ一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会状況を変えるために、今すぐ行動しましょう。願うだけでは何も変わらず、同じ状況になるたびにイライラします。いつまでにどの程度変わったら納得できるか、それを実現するためにどう行動するかを決めましょう。例.仕事と家庭の両立が思うようにいかず  イライラ!→どの程度負担を減らしたいかを考え、上司や家族に相談する、家事効率化に役立つ家電を買う、家事代行サービスを利用するなど例.約束の時間に遅れそうで車の渋滞に  イライラ!→渋滞は変えられないので、気持ちが落ち着くCDをかける自分の力では状況を変えられないという現実を受け入れましょう。そのうえで、リラックスできる方法を探したり、ストレス解消のために運動するなど、今の自分にできる現実的・具体的な対処法を考えましょう。 シンプルに見えますが、整理することに意味があります。自分にとって重要であり、状況を変えられることに力を注ぎ、イライラを減らしていきましょう。状況を4つの箱に整理しようフォーラム通信2017夏号 6イライラ・ムカムカ・モヤモヤ 女の怒りはどこから?


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