003【横浜連合婦人会館史を読む】横浜連合婦人会館史 100年のバトンを受けとる

「横浜連合婦人会館史」100年のバトンを受け取る(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)


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いま受け取ることは、「行動する」「多様性を保つ」こと小園:最後に、いまコロナ禍のなかにあり先を模索するような時代ですが、この「婦人会館史」から今後に活かせることは、どのようなことがあるか。この冊子から受け取ったことを、皆さまにお伺いしたいと思います。尹:まずは動いてみること、行動する、というメッセージを受け取ったかなと思います。この横浜連合婦人会は、関東大震災の救援のために動き出したのがきっかけですけど、私たちはそんな大きなことじゃなくても、自分の身近で「気になること」に対して行動を始めてみることがすごく重要なんじゃないかなと思います。江刺:私は、女性史の研究グループにいくつも関わって学習活動をしてきました。メンバーはゆとりのある専業主婦が多かった。今は働く女性が多くなって、若い人は参加する余裕がないですよね。仕事しながら活動できるようになるにはどうしたらいいのだろうと思う。そもそも歴史への関心が低い。展望のある話じゃないですけど(笑)。嶋田:横浜シティガイド協会は、当初男女半々にしたいと進めてきたけど、いま男性が167【座談会】「横浜連合婦人会館史」からいま受け取ること


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