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特集1人生を楽しくするお金との付き合い方校、ファイナンシャルアカデミーでは、お金と上手に付き合う力を「お金の教養」と呼んでおり、それをさらにお金の「考え方」「貯め方」「使い方」「稼ぎ方」「増やし方」「維持管理」「社会還元」の7つの要素に分けて考えています。お金の教養を高めるには、この7つをバランスよく身につけることが理想的です。 さらにそれぞれの要素に、5段階の「お金の教養ステージ」を定めています。7つの要素において、あなたの理解度や行動はどのステージにあたるでしょうか。もっとも当てはまる数の多いステージが、あなたの現在地点。このように今の自分の段階や、目標に向けた課題を知ることで、より「お金の教養」を高めていくことができます。︱ 「稼ぎ方」や「増やし方」だけではないのですね。 そうなんです。誤解されがちなのですが、お金の教養=お金の増やし方ではありません。一番大事なのは、「考え方」の部分です。ここができていないと、他の要素がいくらできていても長期的にお金とうまく付き合えません。お金は、たくさん持っていれば幸せというわけではなく、人生を豊かにするために、いかに充実した使い方ができるかが大切ですから。親の介護への備えは何ができる?Q3 介護は先の見通しが立ちにくいということと、親御さんが自分で準備されているケースが少なくないので、一度膝を付き合わせて親子で話し合っておくことをおすすめします。しかしそれ以上に、自分に介護が必要になったときのことも考えておくべきでしょう。もしお金に余裕があるのなら、民間の介護保険などに加入しておくのも一つの手。老後に必要な費用として自分の介護費も計上し、備えておきたいですね。ⓒファイナンシャルアカデミーお金の教養STAGEチェックシート5 フォーラム通信2018夏号