>> P.14
「性」について学びなおすきっかけ、つくりました。つお悩みごとに専門家によるおすすめ本を紹介するブックフェア開催!男女共同参画センター横浜男女共同参画センター横浜の情報ライブラリでは、3館巡回のブックフェア「Update!いま、学びなおしたい性の話」展を2024年3月27日(水)〜5月30日(木)に開催しました。*男女共同参画センター横浜北6月1日(土)〜7月13日(土)、男女共同参画センター横浜南7月15日(月)〜8月31日(土)予定にて引き続き開催中です。本の選者として、性教育に精通する5人の専門家にご協力をいただきました。村瀬幸浩さん性教育研究者アクロストンさん2人の医師による性教育コンテンツ制作ユニットシオリーヌ(大貫詩織)さん助産師/性教育YouTuber高橋幸子さん医師高尾美穂さん医師ブックフェアの開始に際して身近な「性」に関するモヤモヤを市民の皆さまから募ったところ、子どもの年齢に応じた性教育、自身の中にある意識の壁の存在、中年期の性についての悩み等が寄せられました。悩みごとに選者の皆さまにおすすめ本を選んでいただき、「性」をテーマとした本を読むきっかけがイメージしやすいように工夫しました。立ちどまって選者のメッセージをじっくり読む市民の方が多く、開始1ヵ月以内にほとんどの展示本が貸し出されるなど盛況となりました。ブックフェアで紹介した本をまとめたブックリストは、情報ライブラリで配布しています。ぜひご活用ください。★予告★2024年10月26日(土)に、ブックフェアの選者の一人であるアクロストンさんを講師にお迎えし、幼児から小学校低学年のお子さんが参加できるワークショップを開催します。詳細は当センターのホームページ、SNS等でお知らせいたします。フォーラム通信2024夏秋号14第1回「女性の居住支援コレクティブ・インパクト※勉強会」事業本部事業企画課講師のNPO法人LivEQualityHUB代表岡本拓也さん2024年2月に、居住支援に関わるさまざまなセクターの方が集い、第1回「女性の居住支援コレクティブ・インパクト勉強会」を開催しました。ゲストスピーカーとして、名古屋市で住まい探しに困難を抱える女性に住まいのサポートを行うNPO法人LivEQualityHUBの代表理事岡本拓也さんをお招きして、お話を伺いました。岡本さんからは、「母子に住まいとつながりを届ける」と題して、母子家庭が負のスパイラルに陥りやすい背景や、NPOで実践する住まいを起点とした伴走支援の取組についてお話がありました。単に住まいを提供するだけではなく、地域の支援機関との関係づくりに力を入れ、入居者と様々な機関との関係性を繋げていくことで、母子家庭の孤立を防ぎ生活再建をはかっているとのことでした。また、岡本さん自身のソーシャルビジネスとの接点や、収益性を確保しながら社会性の高い事業を実践する仕組みなど、多様な論点からお話しいただきました。当日は、行政や不動産業者、支援団体など多様なセクターから18名が参加し、活発に交流や意見交換を行いました。女性の住まいの課題にどう立ち向かえばよいのか、今後も様々なセクターの方とともに勉強会を開催していきます。第1回「女性の居住支援コレクティブ・インパクト勉強会」講師と参加者の皆さま2024年8月30日(金)、第2回「女性の居住支援コレクティブ・インパクト勉強会」を開催します!今回の勉強会では、秋山怜史さん(本誌67P掲載)をお招きしてお話を伺います。※「コレクティブ・インパクト」とは、特定の社会課題に対して、単一セクターで解決しようとするのではなく、異なるセクター(企業、非営利組織、行政、市民など)が相互に強みやノウハウをもち寄って社会課題に対する働きかけを行い、課題解決や社会変革を目指すアプローチのこと。●横浜市男女共同参画センターの取り組みを紹介します事業レポート