「フォーラム通信」2022年夏秋号

「横浜から男女共同参画社会の実現を考える」。公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会が発行する広報誌です。2022年夏秋号のテーマは、特集「自分の声を大切に」。


>> P.12

『横浜連合婦人会館史100年のバトンを受けとる』が完成!〜電子ブックでご覧いただけます〜冊子は電子ブックにして、協会HPで公開しました!ぜひご覧ください。★電子ブックの閲覧はこちらから2019年、男女共同参画センター横浜南で、一冊の自筆製本誌が発見されました。背表紙には『横浜婦人会館史』とあります。内容は、大正時代から戦前までの「横浜連合婦人会」の活動記録。日本初の婦人会館「横浜連合婦人会館」を作った会の中心メンバーが記したものでした。この冊子には、大正から昭和にかけて横浜の女性たちの慈善活動、寄附収集のためのソーシャルビジネス展開、また関東大震災後の救援活動など、当時の女性たちの活躍が多岐にわたり記されています。100年の時を超え、この冊子を発見した私たちは、「これは、いまの社会にも勇気を与えるもの。コロナという未曽有の社会的危機を経験するいま、当時の横浜の女性たちが私たちに残した足跡を現代に届け、これからの糧とするために残したい」と考え、ペン字の直筆原稿を起こし、解説や座談会の記録を加えて一冊の冊子にまとめました。『横浜連合婦人会館史100年のバトンを受けとる』A5判/250ページ発行:2022年3月30日公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会監修:江刺昭子(女性史研究家)表紙イラスト:はらだ有彩(テキストレータ­)■販売について部数限定で販売中(売り切れ次第販売終了)。購入希望者はフォーラム南太田(電話045-714-5911)までお問合せください。■フォーラム3館と市内図書館で閲覧できます男女共同参画センター横浜・横浜北・横浜南と、横浜市中央図書館などで閲覧いただけます。フォーラム通信2022夏秋号12女性起業家たまご塾起5周年記念トーク&交流イベント1女性起業UPルームは2007年6月の開設以来、女性起業家のための相談、講座、セミナーなどの事業を実施してきました。中でも起業を志す女性のための「女性起業家たまご塾」は、毎年、前期と後期に開講し、2021年の15期までに約250人以上の卒業生を輩出しています。2022年2月19日、女性起業家たまご塾15周年記念トーク&交流イベント「コロナに負けない!女性起業家のための集客力UPのヒント」を午前・午後の2部構成で開催しました。午前の部では、たまご塾修了生と修了生以外の参加者からの活動報告と、講師の吉枝ゆき子さんから起業の実務について、午後の部では、「ウォーキング」を事業化して活躍中のたまご塾第3期修了生の我妻啓子さん(株式会社WALK&WALK代表取締役)から起業するまでの道のりや秘訣などをお話しいただきました。その後、参加者グループごとの意見交換や名刺交換も行いました。会場では終始、参加者同士の活発な交流がもたれ、「背中を押されたような気持ちになった」「仲間とのつながりができた」「刺激になり、また頑張ろうという勇気が出た」などの声も多く、大変有意義な場になりました。これからも、女性起業UPルームの事業を通じて女性の活躍を応援します。●横浜市男女共同参画センターの取り組みを紹介します事業レポート男女共同参画センター横浜男女共同参画センター横浜南


<< | < | > | >>