「フォーラム通信」2021年冬春号

横浜から男女共同参画社会の実現を考える」。公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会が発行する広報誌です。2021年冬春号の特集は、「私、の夢」「コロナ疲れを感じているあなたに」です。


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横浜市男女共同参画センターの取り組みを紹介しますReport事業レポート男女共同参画センター3館〜新型コロナウイルスの影響を考慮〜オンライン講座・新規講座を実施男女共同参画センター3館では、通常は対面形式で行っていた講座を急遽、オンラインで実施しました。また、コロナ下で影響を受けている女性の状況を反映したテーマの講座なども新規に開催しました。Zoomなどオンラインでのやりとりに慣れていない方も多く、初めのうちは少しぎこちなさもありましたが、オンラインという新しい手法のメリットを感じることができました。参加者の声遠方に住んでいて育児もしているので、オンライン講座はとても助かる自宅でこれほどスムースにできることに感動!ずっと家にいて閉塞感を感じていたので、このようなイベントが嬉しい事業本部事業企画課ジェンダーとメディア表現11月30日、明治学院大学の学生団体「海外プログラム事業部」のジェンダーセクションの学生との共催による公開セミナー「ジェンダーとメディア表現」を男女共同参画センター横浜1階のホールにて開催し、30名の学生が集まりました。1部では、ウィキペディアンとしても活躍する武蔵大准教授の北村紗衣さん、男女格差について考える「Deargirls」企画を立ち上げ、ジェンダーに関する取材を続ける朝日新聞社会部記者の三島あずささんをお迎えし、メディアの中にひそむジェンダー格差についてお話しいただきました。2部では、各大学祭で実施されている「ミス/ミスターコンテスト」では、何を競わされているのかという問いを立て、コンテストを主催する広告研究会所属の学生の違和感や悩みという実体験に基づいたプレゼンとワークショップを行いました。旧来のコンテストを廃止し、容姿や性別を判断基準としない上智大学などでの新しい形のコンテストなども紹介され、各グループでは活発に意見交換が繰り広げられました。実施した講座男女共同参画センター横浜・「起業フォローアップセミナー:どのくらいもらえるの?どんなことに使えるの?補助金・助成金の活かし方」・「女性のための起業準備セミナー(ビジネスプラン編)」男女共同参画センター横浜南・「オンラインセミナー横澤昌典さんと考える、ケアと仕事」・「オンラインで体験するガールズ編しごと準備講座〜先輩とヨガ&トーク〜」「コロナ禍女性の仕事とくらしオンライン相談会」「女性としごと応援デスク」をオンラインでも実施・・「長島有里枝フォトトーク〜自分のために「声」をあげる〜」・男女共同参画センター横浜北・・・など「はじめての保育園in横浜」(共催)「オンラインセミナー介護で仕事を辞めないために」「withコロナこれからの私たちの働き方を考える」参加者の声今までジェンダーについて同世代で話す機会がなかったが、興味を持っている人がたくさんいて安心した様々な部分に隠れているジェンダー問題について新たな発見があった感じたモヤモヤを実際に解消していくためにwikipediaや朝日新聞などの大きな媒体で取り上げている方がいると知り、希望を持つことができた*協力:明治学院大学ボランティアセンター、企画・監修:明治学院大学長谷部美佳准教授フォーラム通信2021冬春号12


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