フォーラム通信2017年春号

横浜から男女共同参画社会の実現を考える


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横参市ニー浜画男ュス共女同 横浜市女性活躍推進協議会は平成28年4月、市内経済団体を中心に関係機関、有識者が構成員となり、スタートしました。 この協議会では、女性の活躍を推進するにあたり、企業が直面している課題やその解決策について、具体的に話し合い、一つひとつの取組を積み重ねていけるよう、テーマ別の分科会を設置し、検討を行ってきました。 「女性の登用推進と働き方の見直し」分科会においては、7月から10月にかけて、参加メンバーが自身の組織における現状をふまえつつ、女性活躍を進めるための行動プランをまとめました。この行動プランを、他の市内企業が取り組む際の参考として活用してもらえるよう、「社会全体の機運醸成につながる広報・PR」分科会において検討を重ね、当協議会として意見を出し合った結果、“YOKOHAMAWOMAN+INNOVATIONDESIGNBOOK”としてまとめることとなりました。今後、市内企業に広くPRし、活用いただくことで、企業の成長につなげるとともに、横浜市の女性活躍を一層推進していきます! よこはまグッドバランス賞は、女性の能力を活用し、男女がともに働きやすい職場環境づくりを積極的に進める事業所を支援するため、毎年市内の事業所を認定し、その取組の普及・啓発を図る制度です。 また、継続して取組を進めている事業所に対しては、認定の回数に応じて継続賞として表彰しています。※詳しくはホームページをご覧ください。HTTP://WWW.CITY.YOKOHAMA.LG.JP/SEISAKU/DANJO/HYOSHOU/ 日本は、かつてない人口減少社会を迎え、将来的に労働力不足が予測されているにも関わらず、「男性は仕事、女性は家庭」というような意識に基づいた制度や慣行が、働き方や生き方の選択肢に影響を及ぼしているのが現状です。人口減少社会にあって、多様な働き方ができる仕組に変えていくことにより、女性や高齢者など多様な人材が活躍できるようにすることが、経済社会にとっても企業にとっても不可欠なのです。 平成19年度から始まった「よこはまグッドバランス賞」ですが、10年目の今年は59事業所を認定し、認定事業所数が延べ294になりました。また、継続賞として、ゴールド賞(認定7回)2事業所、シルバー賞(認定5回)7事業所、ブロンズ賞(認定3回)7事業所を表彰させていただきます。 横浜市では、引き続き、男女がともに働きやすい職場づくりを進める市内の中小事業所への支援に取り組んでいきます。横浜市女性活躍推進協議会がYOKOHAMAWOMAN+INNOVATIONDESIGNBOOKを作成平成29.3月下旬頃から配布開始予定ワーク・ライフ・バランス、女性の活躍推進、働きやすい環境づくり…誰もがイキイキと働ける市内事業所よこはまグッドバランス賞とは?今、なぜ「ワーク・ライフ・バランス」なのか?よこはまグッドバランス賞認定事業所決定123平 成28年度よこはまグッドバランス賞認定事業所決定!フォーラム通信2017春号 16


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