フォーラム通信2017年春号

横浜から男女共同参画社会の実現を考える


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特集働き方のコレカラまったく新しい状況には向かないとも言われています。答えのない場面をたくさん経験して、自分で考え、臨機応変に動ける人材になるというのも備えの一つ。AIのニュースを発信している人をSNSでフォローし、情報をキャッチするのもいいですね。大事なのは、社会の移り変わりに応じて、自分をシフトしていこうとする意識を持つことです。 「こわい」「きっと自分は不要になる」そんなふうに強い不安を感じた方は、仕事の自信を「育てる」ことから始めてみましょう。小さな目標を立ててクリアしていく、自分の一日の働きぶりでよかった点を毎日カウントする。仕事で落ち込んだときや傷ついたときに、自分を幸せな気分にしてくれるリストをつくるのもおすすめですよ。手帳などに貼って、ストレスを感じたらやってみてくださいね。 ︱︱  あなたの強みの見つけ方 働き続けるためには、自分の「強み」を理解して、それを活かすことが大切です。 まず、これまで経験した仕事をすべて書き出し、好き・嫌い・得意・苦手の4つで色分けしてみましょう。苦労した経験や、ピンチをどう乗り越えたかを思い出しながら進めると効果的で♬♬♪♩す。そうすると、「好き」と「得意」の色がつく仕事に、傾向が見えてくるはず。未経験の業務だけど主体的に取り組めた、チームで協力し合うことにやりがいを感じた、正確に早く作業をこなせた、結果が出るまで粘り強く続けられた、など。これが、あなたの強みです。ただしこの分析には、環境が影響しがちです。「嫌い」「苦手」と感じた仕事は、業務自体が苦痛だったのか、人間関係など環境がストレスだったのか、考えてみてくださいね。 自分の強みが見えてきたら、その要素が含まれる仕事をもっとできないか、工夫してみましょう。いきなり転職するのではなく、自分のやりたいことを上司にアピールして異動希望を出す、他部署の業務を手伝うなど、今いる場所で、できることに取り組んでみてくださいね。 一人では自分の強みに気づきづらいもの。キャリア・カウンセリングを受けるのもおすすめです。就職や転職など人生の転機だけでなく、仕事でモヤっとすることがあったときに、手軽にキャリア・カウンセリングを利用してほしいと思います。カウンセラーにグチを話すなかで、自分の価値観に気づくこともありますよ。 ︱︱  幸せに働く 本当に、変化の激しい時代になりましたね。若い方でも、先の見えない不安を感じながら働いているのではないでしょうか。残念ながら、もはや絶対安泰の仕事はないのかもしれません。だからこそ、自分で自分を幸せにしていこう、という気持ちを持っていてほしいなと思います。結婚や事務職といった、一般的な幸せのイメージに振り回されず、何をすると満たされて、喜びを感じるか、自分のことをよく知ってくださいね。 昔、「たまごっち」という育成ゲームが流行りましたが、まさにこれ。自分をだいじに育てて、いっぱい褒めて!私を幸せな気分にする10のこと(錦戸の例)1 夜、梅酒を飲む2 温泉に行く3 花を買う4 だらだらとスマホを見る5 公園を散歩する6 毛糸を触る7 家で、一人でノリノリでロックを聞く8 犬や猫と遊ぶ9 PPAPの動画を観る10 カフェで、ゆっくりカフェオレを飲む女性としごと応援デスク ∼あなたの一歩を応援します!横浜市男女共同参画センター3館(戸塚、南太田、あざみ野)にてキャリア・カウンセリング(予約制・無料)や各種相談、ミニセミナーを実施中![お問合せ] フォーラム(戸塚)    045‒862‒5052 フォーラム南太田     045‒714‒5911 アートフォーラムあざみ野 045‒910‒5700女性としごと応援デスク検索7 フォーラム通信2017春号


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