フォーラム通信2017年春号

横浜から男女共同参画社会の実現を考える


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情報ライブラリスタッフのおすすめ働き方のコレカラ今、イチオシの本仕事に行き詰まったとき、新しい自分と出会いたいとき⋮あなたの手元に置いてほしい本をご紹介。仕事と就活の教養講座生きのびるための働き方著者/細谷実、中西新太郎、小園弥生出版/白澤社(2016年)著者/中村和雄出版/かもがわ出版   (2016年)著者/山嵜一也出版/KADOKAWA   (2016年)著者/AERA編集部・   大沢真知子出版/朝日新聞出版   (2016年)著者/鈴木雅矩出版/三栄書房   (2016年)規制緩和政策により、安心・安全に働ける環境が崩壊してしまった日本。非正規労働の問題など、働き手の視点に立ち続けるベテラン弁護士である著者が、働き方をめぐる現状や、最新の政策を詳しく解説します。だれもが人間らしく働ける社会にするための具体策がここに!「総労働時間」は日本より短いのに、「労働生産性」は日本より高いイギリス。現地の建築業界で10年以上働いた著者が体感したイギリス流働き方の極意は、「無理なことを無理してやらない」!手厚い育児支援制度があり、女性が働きやすい会社と名高い資生堂が、子育て中の短時間勤務の見直しや夜の勤務も、という方針を発表した「資生堂ショック」。女性活躍推進が「保護」から「戦力」のステージに転換しつつある今、必読です。大卒でも正社員が保障されない、就職先がブラック企業だった…。これらが他人ごとではないのが、日本の仕事事情の現実。「バランスの取れた働き方」「ブラック企業から自分を守る」「労働法と相談機関」「転職・キャリア・資格」など、分かりやすい14の講義形式で書かれています。就活前の大学生に向けて書かれた本ですが、今の働き方にうっすら疑問を感じているけれど、毎日、疲弊して考える余裕なんてない…という現役社会人にも、ぜひ読んでもらいたい1冊です。★横浜市男女共同参画センターの職員も執筆しています京都の地で、好きを仕事につなげ、「小商い」をして生きる人々を紹介した本。今までの常識を取り払って選択肢を広げれば、幸せを感じられる働き方はたくさんあるんだ!と希望が持てます。「ニッポン」の働き方を変えるイギリス人の、割り切ってシンプルな働き方「女性にやさしい」その先へ資生堂ショックから新しい働き方を考える京都の小商い 就職しない生き方ガイドBOOKBOOKBOOKBOOKBOOKご紹介した本は、情報ライブラリで所蔵しています。10冊まで貸出しできます。協会ホームページ、または電話(☎045-862-5056)で予約できます。フォーラム通信2017春号 8


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