2月27日木曜日、小雨降るなか、南図書館のご協力を得て「よみきかせ応援講座」を開催しました。
7ヵ月の赤ちゃんとママとパパ、お孫さんに読みきかせをしたい方、ボランティアの方、お腹に赤ちゃんがいる女性などいろいろな方が来てくださいました。
最初は「おはなし会」の実演です。参加者を子どもに見立てて、司書の岡野さんがおはなしを、次に足立さんが絵本の読み聞かせを実演。
「おはなし」は、本がない物語の世界。ことばの響きが心に残り、物語の世界へのワクワク感たっぷり。
「絵本の読み聞かせ」では、次のページがどうなるか、物語がどうなるのかと思わず引き込まれます。読み終えると絵本の裏表紙までしっかり見せてくれ「なるほど」とピリオドを打って終了です。
「プログラム」は、最後に渡すのだそうです。最初に渡すと、ぐちゃぐちゃになるとのことで
続いて、よみきかせについての話です。子どもの世界を大事に。感想を聞きだす必要はなく、そっとしておきましょう。
子どもは絵本の世界に自分を重ね、主人公になりきった体験をします。
家で読み聞かせるなら、子どもへの愛情があれば読み方は気にしなくて大丈夫。
外で読み聞かせをする場合は1回きりなので、「使命感」「季節感」にとらわれ過ぎず、読み手であるあなたが愛情を持って読める本を選んで、何度か練習してこなれた形で実施。
静かな環境でよんでやる事が、現代社会では特にだいじである。 ・・・などの話がありました。
最後は絵本の紹介です。
実際に絵本を手に取りながら、ストーリーや本の特徴をご紹介。
「旅行用のキャリーケースに入れようとしたら入りきりませんでした」
と、本を心から愛する足立さん。講師2人のプロフェッショナルな世界に触れることのできた90分でした。
担当職員、幸せな時間を過ごしました。