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本部スタッフ日記

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「非正規職シングル女性の社会的支援に向けたニーズ調査」報告会レポート(2)

作成日 02月16日 作成 本部スタッフ日記 カテゴリ 心とからだの健康,日記,しごと・パソコン

2月6日(土)午後、男女共同参画センター横浜(フォーラム) セミナールームにて
「非正規職シングル女性の社会的支援に向けたニーズ調査」報告会を開きました。

当日の参加者は60人弱。10月に行ったウェブアンケートに回答してくださった方や、
全国各地の男女共同参画センタースタッフ、相談業務にたずさわる方、学校の先生や研究者、学生、
NGOや組合の方、議員、メディア記者の方たち等々。
NHK「あさイチ」のカメラなども入り、たいへん熱気がありました。(放映は2/18朝)
 当日の写真はこちらフェイスブックページに掲載しています。

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まず、
調査から何がわかったか、データを中心に 当協会より報告しました。
≪背景≫として
・働く女性の過半数が非正規職だが、
既婚女性のパート労働の割合が多いため、 女性の「不本意非正規」が見えづらい。

・壮年(3544)非正規シングル女性は2002年~2012年の10年間で2.7倍に増加した。
・壮年(3544)非正規シングル女性の2人に1人が貧困。
・男性に比べて、女性は非正規から正規への転換が行われない。
・しかし、女性の就労に関わる支援・施策の対象は 結婚・出産した女性 ・正社員の女性 シングルマザー等になっており、
非正規職シングル女性はどれにもあてはまらず、
まったく支援ないことが問題では?

と問題提起しました。

つづけて、
≪アンケート&グループインタビュー 結果のまとめ≫として

Ø3539歳層の回答者は、初職から非正規職が70%と高い。(世代格差) 

Ø非正規職についている理由は「正社員として働ける会社がなかったから」が62
Ø当たりの労働時間は、30時間以上が7割を超える。
Øフルタイムで働いても、責任や業務負担が大きくても、給料は「正社員の半分」以下。
昇給も賞与も退職金もなく、貯金
できない
Øとりわけ派遣社員は雇用期間も13ヵ月と短く「雇用継続の不安」を持つ人が約8割。
「相談相手がいない」も
4割弱と高く、孤立している。
Ø年齢が上がるほど年収が下がっており、45歳~54歳層3人に1人が年収150万円以下

Ø収入アップや働き続けるために、教育・訓練機会を求めているが、職場でその機会は与えられない。しかし、職場外での費用と時間のねん出がきびしい。

Ø社会保険料を払っていても、医療にかかる時間と費用が、ねん出しづらい。また、仕事を休むと収入が減り、雇用継続にも支障がでるため、いっそう医療にかかりづらい。
Øして親の介護役割を期待されており、介護のために職を失いがち。
Ø「努力が足りなかったのでは」という言葉の暴力にさらされている。
Ø「結婚して、子どもを産んで、働いて」という<活躍する女性像>にあてはまらないことで、内外から心理的な圧迫を受けている。

以上のような報告を行いました。

その後、大阪・福岡・横浜それぞれの都市でのグループインタビュー(5回実施、22人参加)で語られた内容が報告され、

最後に本調査及び事業開発検討委員会の委員より
「社会的支援に向けた3つの提言」が以下のように、出されました。

  1  正規と非正規の待遇格差の是正

     →最低賃金の引き上げ、 同一労働同一賃金など

  2 所得・資産に応じた公平な税制・社会保障制度の構築

    →現役世代にも所得に応じた住宅施策や現金・現物給付を

     →多様な家族形態を想定した社会保障政策を(子育て世帯、高齢者世帯以外にも)

3 誰もが持てる力を生かして働ける働き方の実現
   →能力が特別高くなくても、病気や障害、介護等の制約があっても


会場との短い質疑応答の後、参加者の発言として
「アンケートの自由記述から、回答者はとても力のある方たちと思った。今日の話は問題の本質をえぐりだすものだったと思う。当事者を中心にして、具体につながるような取り組みを継続的にお願いしたい」という声や
「私はアンケートに回答して、インタビューにも参加した。そもそも男に生まれるか女に生まれるか選べない中で、なぜ女性だけが結婚するための努力をしなければならず、家族の面倒を見る努力が課せられるのか。経済的に困ることも確かだけれど、女に生まれたがゆえに不自由になる現実がある。これはもはや人権の問題であり、その構造が問われるべきと思う。家族依存モデルはおかしい。インタビューも交流会も続けてもらい、統計をとるだけでなく、メディアにも発信してほしい」という声がありました。

昨年度のヒアリング調査から、足かけ2年にわたる調査です。
たくさんの方々・団体のご協力を得て、ここまでの結果をまとめることができました。
ご回答、報告会ご参加のみなさま、ありがとうございました。

報告会参加者アンケートはこちらにまとめています

このあと3月には最終報告書を発行し、ウェブ上で公開します。
少々お待ちください。
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「非正規職シングル女性の社会的支援に向けた調査」報告会レポート(1)参加者の声 ★NHK「あさイチ」で2/18放送予定です

作成日 02月14日 作成 本部スタッフ日記 カテゴリ くらし・自己表現,心とからだの健康,日記,しごと・パソコン,市民・NPOとの協働

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2/6に男女共同参画センター横浜で開催しました
調査報告会には、60名近くのさまざまな立場のみなさま、メディア記者各社にご参加いただき、ありがとうございました。
当日、カメラが入っていましたNHK「あさイチ」の放送は今月2/18の予定です。

以下に、参加者のアンケートより抜粋してご紹介します。

 

・第一歩として報告会が開催されたことを喜びます。大阪からの「言わないと始まらない(言わな、はじまらへん)」のメッセージ、それがまわりを変えていくことにつながると、気持ちに残りました。

・報告会を開いていただいて、ありがとうございました。なんかものすごく生きづらいと思っていた中、話すこともできないし、ここに、入るグループがあったかもという気持ちです。

・非正規シングル女性が増えた原因について考察を進めてほしい。今回の調査結果が、偏見や思い込みを持っている雇用主側に対して何らかの働きかけになることを願ってやまない。女性や若者を犠牲にすることで人件費を抑えていたツケが今後どんどん表面化していくと思う。今すぐにでも対策をとらないと、取り返しがつかないところまで日本がいってしまうと予測している。

3つの不公平、3つの提言の内容にたいへん共感しました。私が非正規、独身で働いてきて、今もずっと考えてきたことでした。ですが、周りにはまったく理解されないと思います。やはり日本は家族単位での価値観や社会制度のため。。。23日のフェイスブックの投稿、読みました。二度三度読み返して胸がつまりました。
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・もう少し当事者が発言しやすい雰囲気を作れればもっとよかった。今後の社会支援については、もっと当事者との対話が必要だと思います。(当事者の)女性に対する形容の仕方がレッテルになっていないか? 少し気になりました。

・非正規職(マザーでない)シングル女性というこれまで見えてこなかった存在を見える存在にしていこうという意味で、とても大切な調査だと感じました。調査・施策の継続を期待すると同時に、自分でも取り組めることはあるか?考えてみたい。

・今回の調査はすばらしい。調査に答えてくれた女性たちも核として何かできないでしょうか? 声をあげた当事者の意見に耳を傾け、声をあげる場をともにつくっていく支援の手が必要だと思います。

・いま女性活躍推進に向けて国は大きく旗を揚げており、企業も正規職女性を対象とした制度改革、ワークライフバランスを進めています。が、企業を支えているパート・アルバイト・派遣の方々への対応は全く見えていません。私にできることはなにか? 地道ながらコツコツと活動していきたい。今回の報告会は職場に戻って報告させていただきます。

・生活困窮者自立支援制度などシングル女性も使える制度ができた一方で、労働契約法・派遣法の改正等による雇止め、雇用不安などの影響も今後大きくなると思う。継続的に調査し、発信してもらいたい。健康面で、フルタイムで働けない人もいるので、健康状態も質問項目に入れてよいと思う。シングル女性が使える制度、相談窓口についても発信してほしい。

・男女共同参画センタースタッフ、大学の研究者、キャリアカウンセラーと発表者の立場も多様でよかったです。センターの関係者だけでなく、興味関心を持つ人が参加できてよかった。都市でも地方でも、問題の中身は同じだと思いました。

・正規・非正規だけでなく、年代・属性などに分けてまとめていただいたことで、これまで見えづらかった困難を抱える女性の姿がリアルに浮かび上がってきたと思います。提言も大変参考になります。「正社員になればいい」だけでなく、個人の気持ちや状況をくみとり、本当に必要とする支援・サポートを考える必要があるのだと改めて感じました。

 

41名が提出くださったアンケートにはほかにも、たくさんの声がびっしりと書かれていました。

市内や首都圏ではない遠方からのご参加も数名ありました。
みなさん、ご記入ありがとうございました。


順序が逆になってしまいましたが後日、スタッフ日記【続編】で当日の内容をざっくりとお伝えします。

本調査についてのフェイスブック専用ページはこちらです。

★非正規職シングル女子のしごとと暮らしの研究

 https://www.facebook.com/swomenlab

 

デキる働き女子になる!!~フォーラム通信を発行しました

作成日 06月01日 作成 本部スタッフ日記 カテゴリ くらし・自己表現,しごと・パソコン
5月20日、記念すべき今年度第一号の「フォーラム通信」が発行されました

フォーラム通信2015夏号

(画像をクリックするとお読みいただけます)

今回の特集は、「デキる働き女子になる!!」。
あの『エンゼルバンク -ドラゴン桜外伝』に登場するカリスマ転職代理人・海老沢康夫のモデルになった、海老原嗣生さん(コンサルタント、編集者)にお話をうかがいました。

与えられた仕事を日々こなしているけど、このままでいいのかなんとなく不安
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一日も早く「デキる人」になりたい

そんな悩める働き女子たちへ、仕事のヒントとエールをお届けします。
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